島塗りは、室町時代から続く能登の伝統工芸品です! この工芸品は世界各国からも「Japan」の名前で知られており、正に日本を代表する伝統の一つと言っても良いでしょう。また、一般的に知られているお椀のみならず、例えば扉やアクセサリーなど、新たな作品を生み出すため、輪島塗りは日々進化し続けています。

この人に聞いてみました!
輪島屋善仁 工房長 戸前 さん

 

凄い数のお椀…!!
職人さん達もとっても集中してるし、そ〜っと…

嬢ちゃん。こんなところで何してるんだ?

ぴゃあ!
あの、おれ、ふるさとの能登の様子を見て回ってるんだ!
ここにあるお椀は、おじさん達が作ったの?

ああそうさ。
型は仕入れちゃいるが、下地作りに布入れ、沈金から蒔絵まで、全部ウチでやってるんだ。

え〜っと…
布入れとか、チンキン?ってなに?

ああ悪い悪い。
一つずつ説明していこう。
下地作りってのは、型に漆を塗って表面を磨く作業のことだ。
次に布入れ。これは漆で塗った後に、丈夫でしなやかな布を巻く作業だな。こいつを入れることで、作品が落ちた時に割れるのを防ぐことが出来る。

え、じゃあこのお椀もあのお椀も、全部布が入ってるんだ!

そうとも。それが無いと、厳密には輪島塗りとは言えねえな。
で、沈金と蒔絵だ。 沈金は文字通り、金を沈めるこった。
溝に金を流し込むって言った方が良いかもしれねえな。
蒔絵はその逆。絵の具みたいに、金を上からかぶせていくのさ。

へえ…!!
色んなやり方があるんだね!
そんな風にお椀を作ってるんだ!

いやぁ、お椀だけじゃねえぜ?
例えば…こいつなんてどうだ?

これって、スマホケース!?
すごい、こんな豪華なの見たこと無いかも!

輪島塗りのスマホケース。 流麗な漆や絢爛な金細工に、職人のこだわりが詰まっている。

 

他にもワイングラスやサラダボウル、仏壇に国宝のレプリカ…

わあ!ちょっと待って待って!
分かった!分かったから!

悪い、つい熱が入っちまった。
ちなみにこの仕事で1人前って呼ばれるまでに、どれくらいかかると思う?

うーん…
一年くらい…?

残念。試用期間で4年だ。
そこでたくさん技術を身につけて、始めて免許皆伝ってワケだな。

そんなにかかるんだ…!!
プロの道って長いんだね!

そうさ。輪島塗りは500年も続く能登の伝統工芸。
だから、俺らもその看板と責任を背負って作っていかなきゃいけねえのさ。

責任重大だからこそ、ちゃんと上手くなっていかなきゃなんだね!
じゃあおれはそろそろ行くよ!
おじさんありがと〜!

おう!達者でな!

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